第68回カットコンクール優秀作品「ムーンゲート」

作品名:「ムーンゲート」
作者:戸野恵美【宮城県/仙台市】

 ほほぅ。これはなんとも幻想的な夏の風物詩的な作品と呼べる作品ですな。月が満月になり、その月の光が海に反射してできた道を歩いていってしまったという、はしゃぎ過ぎの人をただ描いただけの作品に思えたが、ファンタジー感が絶妙なタッチで描かれていてナイスという言葉がよく似合う作品。月を拝んでいるのか、「この勢いでジャンプして登ってしまおう」という企みがあるかのどちらかのポーズが決まっている。砂浜に残されたパラソルと荷物も、これまた夏っぽい。夏が溢れている作品が絶妙なので、今回の優秀作品に選びました。(教頭)

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第47回カットコンクール優秀作品「自動販売装置のある山」

作品名:「自動販売装置のある山」
作者:ホイさん【中国/福建省】 

 装置作品に分類される作品。自動で何やら販売する装置が高い山の上にひっそりとあるという秘境っぷりがたまらない。そこに通じている山道もやや複雑そうだし大変そう。だが、そうまでして自動で販売しているものには魅力があるのだろう。しかも、何やらUFO的なものが管理をしているという販売側は楽をしている作品だ。「あなたも空を飛んだらいいじゃないですか」という前提で販売をしているようだが、人間の本来持っている能力を試しているかのようでもあるし、「本来の姿を取り戻すには決意が必要だ」という哲学的な何かを山道から感じられる意欲作だ。大自然の山の偉大さを感じさせる点が協会員一同気に入ったので今回の優秀作品にしたのですわ。(パンダ会長)
 

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第38回カットコンクール優秀作品「スィングな月」

作品名:「スィングな月」
作者:ハンス・フォン・ロッツォ【オーストリア】 

 夏至の影響でいわゆるネットワーク障害が起こってしまい更新ができなかったが、今回の作品は期待感を裏切るかのような作品を選んだ。三日月のような形の顔付きの者にブランコを楽しむという何とも勇気を駆り耐えられるような作品。ブランコのヒモを掛けてあるところの作りが甘い点は否めないが、その辺は絶妙な掛け具合が熟年の職人の腕がいい証拠だ。宇宙空間だとすれば風が無いのでタイトル通りなスィング感は出るかどうかは分からないが、きっと三日月君が口から特殊な息か目には見えない秘伝の気体を使ってくれているのだろう。ファンタスティックな作品だが、その裏には伝統的な職人技や匠たちの息吹を感じさせる作品ということで今回の優秀作品とした。(パンダ会長)
 

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第27回カットコンクール優秀作品「宇宙仕官候補生」


作品名:「宇宙仕官候補生」
作者:ジュリアーノ・カッシーニ【イタリア】

 

 これはスケールが大きな作品ですね。スーパーヒーロー的な謎の人物が2台のUFO的乗り物に乗っているという凄まじさ。宇宙仕官候補生ともどんな生徒なのかSF的なニュアンスのみ伝わるが、「やぁ」とでも挨拶をしているような手さばきが彼のスタイルなのでしょう。2台のUFOの調整が非常に難しげな様子も感じられますが、中に乗っている存在の息がピッタリ合っていて、テレパシーを使って連絡を取り合いつつ運転をしているのか、長年の練習の成果が表れているのかはこの作品からは分からないが、楽しい様子は伝わりますね。向かって右の人物は仕事帰りのサラリーマンらしい様子。向かって左は典型的な火星人かクラゲだ。サイズ感も地球のスタンダードを越えているようで、「結局大きい小さいはどのように見るかだけですよ」という現代の尺度業界に対する挑戦状を叩きつけているのかもしれませんが、そこまでは考えていないかもしれないという、様々な憶測を呼ぶほどスリルがある作品なので、今回の優秀作品に決定したのです。(シノビ)

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