第141回カットコンクール優秀作品「桃二郎」
作品名:「桃二郎」
作者:大桃 桃彦【岡山県/岡山市】
これは何とも大雑把であり且つ大胆でチャレンジ精神に満ち溢れている作品だ。ドンブラコッコ、ドンブラコッコと流れてくる大きな桃の上に年齢不詳気味な天然パーマ色が強めの男性が乗って、流れてきているという作品。タイトル通り、十中八九、桃二郎という名前の者で、次男坊だろう。実に楽しげに桃を乗りこなしている。着ている服のPMは、これは恐らくのレベルだが「ピーチ」と「桃」のイニシャルか、単に午後を示すシンボルかもしれないが、そんな事はどうでもいいほどの眉毛。「思い切って大胆に独創的に進んでいきましょうや。」とでも言っていそうなほどパワフル。この作品は、桃太郎業界への一つの挑戦状的な作品で、その勇気に一本取られた感が強いという理由で今回の優秀作品にしたのです。(パンダ会長)
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