第153回カットコンクール優秀作品「職人運搬バッグ」
2020, Sidebar Photoblog, カットコンクール
作品名:「職人運搬バッグ」
作者:ゴンザレス次郎【サンパウロ/ブラジル】
何とも独創的で突っ込みどころ満載感が否めない作品が届きましたわ。肩に背負うタイプのバッグの後ろが何か鮮魚的なものを扱う職人がカウンターのみのお店をオープンさせている。まさに現代社会のシェアリングエコノミーの主流である料理デリバリーサービスならぬ職人デリバリーサービス用のバッグなんであろう。メニューが素材のみの記載でこだわりが少々強すぎ印象だが、職人の自信たっぷりで愉快な表情を察すると、一体全体どんな美味しいものを作ってくれるのだろう?と想像がかなり膨らむ。メニューの中にあるはてなマークがとても気になって、思わず注文をしたくなる。メニューの中の「すみ」は十中八九、素材の中のタコかイカのすみだと想像できるが、「しる」が気になるところだ。バッグの中にどのように調理をしているのかがミステリー。「何事も新しい発送からスタートするのですよ」という職人からの大胆なメッセージが聞こえてくる作品だ。バッグの肩紐が頑丈そうであり、カウンターの独特なマンダラのような模様が神秘的なので今回の優秀作品にしました。(パンダ会長)
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