第66回カットコンクール優秀作品「雨の家」

作品名:「雨の家」
作者:ハッサン・アマド【シリア】

 ほほぅ。これは伝統と自然を組み合わせた抜け目の無い作品ですな。雨粒が集まって家を作っているという様子で、雨が降るというシステムを利用して作り出した家。それは無常でもあり、瞬間に出来て消えていくという儚さを表しているようですな。それにしても、土台や大黒柱的な柱、内装、壁紙などはどうなっているのか、雨が降っていない時はどうなっているのかが気になりますな。雨粒の顔が皆同じであることから、皆同じところからやってきたのでしょうな。雨粒の眉毛がなんとも愉快なので今回の優秀作品にしたのですよ。(教頭)


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