第159回カットコンクール優秀作品「反転雲海・カステラ」
作品名:「反転雲海・カステラ」
作者:ルーカス・フリードリヒ【アイスランド/レイキャビク】
浮遊する雲海の上に黄金のカステラが逆さに鎮座し、空と地上を甘香でひっくり返す光景が描かれている。一見お菓子だが、その底面には夜行性の雲取り職人たちがぶら下がり、雲を切り分けて列車のように運搬している。カステラの外壁に輝く卵の文様が、時間をゆっくり焼き上げているかのようだ。
雲と菓子の境目が溶ける時、概念は舌の上で哲学へ転じる。
今回の優秀作品にした理由は、私が今朝靴下を片方だけ失くしてがっかりしたときに、これを見たら癒やされたからです。(しのび君)
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