第118回カットコンクール優秀作品「阿弥陀の器」
作品名:「阿弥陀の器」
作者:アルバート・ドリル【アメリカ/カンザス州】
なんとも身も心も温まりそうな作品が届いた。阿弥陀様が何やら温かそうなものをお召しになろうとしている姿が描かれているが、注目すべきところは、まさにその器。器の柄が、あみだくじになっているという点がまさに阿弥陀っぽさが増している。まさかとは思ったが、器の中身はコーヒーである可能性があり、東洋と西洋の見事な融合を描いている融合作品の一つになりそうな作品だ。きっと作者は友人や家族や同僚から「よっ、東洋博士!」と呼ばれているふしがありそうだ。熟練の阿弥陀職人の手によると思われる器を見ると「不器用と思っていても直感で何かを作ってみる事で人生が自分らしく展開するものだよ。」という言葉が渋い声で伝わってきそうだ。阿弥陀様の髪型が意外とポップなので、今回の優秀作品にした。(パンダ会長)
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