第103回カットコンクール優秀作品「永遠の餅」
作品名:「永遠の餅」
作者:ハバート・コーキー【ベナン共和国】
一見何が何だかさっぱり分からないが、よく味わうと奥深い味わい作品だ。何やら網で焼いた餅がどんどんと伸びていっていて、何かのチャンピオンベルト的なベルトをした人物が驚いているか「そりゃっ!」と唸っているような様が描かれている。さらに、餅に既にのっているあんこか黒豆か胡麻的なものが伸びた餅の方へと移動している様も描かれている点に動きを感じる作品だ。チャンピオン的人物は短い箸的な道具で食べてやろうとしているようだが、そんなものじゃこの伸びている餅に対抗できる術はなく、十中八九、餅の中に飲み込まれてしまうだろう。それほど餅の伸びの勢いには勇ましさがあるし、上にのったあんこか黒豆か胡麻的なものはどこに向かうのかが気になる。「餅のような柔軟さと伸びがあれば、どんどんと進みこの時空さえも超越することができますよ。永遠とは今の中にありますよ。」みたいなメッセージがあったり無かったりする作品のようですわい。餅の焼き具合が絶妙で醤油砂糖やキナコでも食べてみたくなるので、今回の優秀作品にしたのです。(パンダ会長)
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