第113回カットコンクール優秀作品「隠し風呂」
作品名:「隠し風呂」
作者:湯見アコ【福島県/喜多方市】
これは大発見な作品なり。どこかに隠されていると言われる秘湯中の秘湯を大雑把に描いている作品なり。忍びの道にいるものでさえも発見するのは大変そう。どのように入湯するのかは全くの不明だが、どこかに秘密のゲートがありそうな雰囲気が十分あるなり。しかし、既に湯に浸かっている者がいて、とても気持ちがよさげなり。湯加減は大体39度くらいのようなので、長く浸っていられそうだ。よく見ると湯気が地上に流れていて、通気孔がしっかりとあるのが自然の工夫。しかし、湯の成分の影響で若干生態系に影響があるようで、珍しい新種的な植物ばかりが生えているのが、隠し風呂のヒントなり。「まぁ、そんなに急がずに、ゆっくりとリラックスしたり、たまには立ち止まってみると、探しているものが見付かるかもしれませんよ。」という声がお風呂場でありがちなエコーな響きで聞こえてきそうなり。湯に浸っている者が頭にのせているものはタオルに一見見えなくもないが、なんかナンっぽいのも秘密がありそうなので今回の優秀作品にしました。(しのび君)
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コメント
たまには立ち止まる いいですね〜。
きっと、この作品から 作者のアコさんは ゆる〜い福島弁を話す方なのでしょうね。ゆったり感が五感を通して伝わってきます。