第22回カットコンクール優秀作品「階段の上の猫」

作品名:「階段の上の猫」
作者:カイリーホワイト【オーストラリア】 

 なんとも微笑ましい作品だ。単に階段の上に猫がいるというだけで一見陳腐な作品に思えるが、よく見ると猫の表情がさっぱりしているのが味わい。階段も家の中ではなく、洞窟っぽいイメージあり。それか、電気が消えた部屋なのかもしれないが、いずれにせよ猫がこちらを見ているのは確かだ。「さぁ、わたくしについておいでなさい」とでも言っている貫禄がある。きっと、階段を上った先には美味しいご飯か、光り輝く猫の楽園が広がっているのかもしれない。猫のならす喉の音が階段に振動している様子も何となく分かるようで分からない。乏しい遠近法のため、階段というよりは形が崩れた跳び箱に見えなくもない。動物好きにはたまらない作品。いろいろと注文を付けたくなるほど魅力的な作品なので、今回の優秀作品に選びました。(パンダ会長)
 


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