第39回カットコンクール優秀作品「天使歯」

作品名:「天使歯」
作者:ミカエル・ハッキネン【フィンランド/ヘルシンキ】 

 ほほぅ。これは型破り的な作品ですな。天使達が歯に何らかの細工をしてピカピカにしたというあの天使の歯を再現していますな。まさに、虫歯の逆の発想をした柔軟性がピカピカと光る傑作と呼べる作品よ。歯も歯をむき出して笑っているほどの喜び加減が絶妙。歯の歯もしっかりと歯が磨けていそうな雰囲気があり、ほっとする癒し系作品。天使は三人いるが、これは長男、次男、妹という設定をしているのかは分からないが、私は個人的にそうなのだろうと心の中で密かに思ったよ。妹には天使の輪が無いが、これは単なるオシャレであり、別に付ける必要は無いのか、たまたま家に忘れてきたのだろう。そんな天使の様々な事情も楽しめる作品なので、今回の優秀作品に選びましたよ。(教頭)
 


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