第72回カットコンクール優秀作品「あの橋を渡れば」
作品名:「あの橋を渡れば」
作者:アメンダ・ハリス【アメリカ/ノースキャロライナ】
ほほぅ。何か儀式的なものを感じずにはいられない作品ですな。川に沿って広がる村を見下ろす渓谷にないやら橋が掛けられている様子が分かる。その橋は普通の橋ではなく、現代の鉄格子的な格子状だ。きっと毛糸か植物のツルで出来ているに違いないですな。この橋を渡ったものは一人前として認められるというバンジージャンプ的発想なあれか、渦巻き模様が描かれているので、渡ることでタイムトラベルができるというゲートウェイをイメージしている可能性もありますな。村人の姿が見えないが、きっと家の中でスヤスヤと寝ているのでしょうな。安眠を誘うような作品だと感じたので今回の優秀作品にしたのですよ。(教頭)
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