地球をこうして観察し…
地球をこうして観察していると、シンプル過ぎて物事を複雑にし過ぎてしまう傾向があるようですな(パンダ会長)
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地球をこうして観察していると、シンプル過ぎて物事を複雑にし過ぎてしまう傾向があるようですな(パンダ会長)
作品名:「イルカ風なマジシャン」
作者:ヘイドリッヒ・ハイク【ドイツ】
穏やかな雰囲気漂う作品なり。魔法の杖を持っているのが不思議な雰囲気を漂わせている。おそらくは、魔法の杖でビーチボールを現実化させたという意図があるのだろう。イルカのような雰囲気もあるが、頭のトンガリはサメを連想させるのが吉。ドイツ出身の作者なのだろうか、よく見ると顔はドイツ系のようにも見えてくる。海への憧れ、イルカへの憧れも感じられる。魔法は信じれば杖が無くても誰でも実現できるのだが、杖を使うことでスイッチのような役割を果たすのが地球での体験。服のMはマジシャンのMなのだろうか。これまたいい笑顔で楽しんでいる作品だ。なんかほのぼのとしてくる作品なので、今回の優秀作品とした。(しのび)
こちらの世界は図書館のようです。私が生きていた頃の記録も読めますが、始めから終わりまでシナリオがあったというオチが笑えます。(パンダ会長)
作品名:「ドラメシアン」
作者:スティーブ・カッツ【アメリカジョージア州】
ほほう。これは、ドラゴンとダルメシアンを組み合わせた新しい生物ですな。龍とダルメシアンが大好きな作者の気持ちが汲み取れる作品。しかし、ダルメシアンにはいい迷惑じゃないかという葛藤も見られる。と言うのも顔が困っているからだ。しかも、これは神秘的なのだが、背中にビル郡があるのが魅力的だし、いい迷惑な感じもする。それは、地球は平らだと主張する民と、いやいや地球は丸いだろうと戦っていた時代のようで滑稽さがうかがえる。それと同時に、そんなに忙しくせずにもっと休んだら、という現代社会へのアンチテーゼなのかもしれない。いずれにせよ、議論が議論を呼ぶほどネタが尽きない作品なので、今回の優秀作品に決定した。(パンダ会長)
こちらにいると皆さんの行動がはっきりと分かります。次に何をするか、過去になにをしたかも。全て同時に分かります。(パンダ会長)
作品名:「キャンプinミラミッド」
作者:ステファン・ハミッド【スウェーデン】
大きな野望が感じ取れる作品ですね。作者はピラミッドとしているようですが、牛乳の三角紙パックにしか見えないような気もしますが、点線を描いて立体的にしている工夫がいいですね。ピラミッドの中に三角のテントを組み立てるとは。よく見るとテントの中で寝ている人がいるが、これは作者なんですかね。しかし、私の地球での体験では、ピラミッドの中にテントを組み立てて、飯盒炊爨をするのは聞いたことがないですよ。現実的には不可能な希望のようですが、こちらの世界に来ればそれは可能になるでしょう。スコップが置いてありますが、きっと穴を掘ってトイレを作ったのでしょう。ピラミッドの中はこんながらんとはしていないですが、不可能を可能にする精神が感じ取れたため今回の優秀作品にしました。(しのび)
オカシック協会カットコンクール 第5回優秀作品 http://www.okashicrecord.com/
作品名「縄文アイスクリーム」
作者:佐藤里宏【愛知県知多市】
実に独創的な作品ですな。通常、コーンとなるところが縄文土器風なモノでできていて、そこにアイスクリームが盛られているという斬新さ。できれば本物の縄文土器を使いたいという作者のメッセージも伝わる作品だ。地球では商品化は難しいだろうが、作者の夢が綴られている点がよし。縄文土器のアイスクリームを得意気に持っている子供と思われる人物の顔もどこか誇らしげだ。半ズボンに長袖なので、完全に夏ではないと思われる。しかし、再び服に2012という数字が象徴的。日本の季節で6月頃なのだろうか。子供の手の長さからも分かるように、遠近法的な技術は乏しげ。だがしっかりと縄文土器の柄の部分を持っていることから、縄文土器に持ちやすさの工夫があるのだろう。独創的な視点から、今回の優秀作品に選定した。(教頭)
結局、私は今こうしている瞬間も地球にもいますし、第五次元世界にも同時に存在していますわ。(パンダ会長)
オカシック協会カットコンクール 第4回優秀作品 http://www.okashicrecord.com/blog/2010/27.html